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2000文字!
新幹線車内で下書き保存したらwifiアクセス切れて
がーん
がーん
というわけで関西の実家に帰ったのですがその時に母親との会話で感じたことです。
お金よりも強い呪縛
私は東京に出てだいたい10年以上一人暮らし、パートナーも子供もいません。
両親は神戸で2人と猫とで持ち家のマンションで暮らしています。
定職についていない私を心底心配して「帰ってこい!」と毎度言われますが聞き流してます。
いつものように短時間実家に顔を出し、母親が駅まで送ってくれていた時の会話です。
母:お母さん、東京に遊びに行きたいんだけどお金もないしなかなか行けないんよね。
私:お金じゃなくてお父さんが反対するからいかないんでしょ?
母:まあ、お金は確かに、新幹線の往復とホテル代パックとかもあるし3万円くらいで行けるかなあ。でもお父さんが一人で行ったらダメだっていうんよ。だから〇〇さん(仲良しのお友達)が東京行くときに一緒に行っていいかって聞いたらそれもダメだっていうの。
私:寂しいんじゃないの?
母:そう、だから今度は「お父さんも一緒に行こうよ暇なんだし」って言ったら
2人で行ったらお金がどれだけかかると思ってるんや、第一ネコはどうするんだっていうんよね。百歩譲ってお姉ちゃんと一緒なら行っていいっていうんだけど、お姉ちゃんは仕事やすめないし。。
私:それさー、全部言い訳やろ。
母:うん。。でもお父さんは私が一人で東京に行けないと思ってるねん。
私:それさーお父さんがどうとかじゃなくって、お母さんが行くって決めたら行けるねんで。お父さんは言い訳やでお母さんの。
母:でもお父さんが気持ち良く送り出してくれなかったら行きたくないし。。
っという会話がされたのでした。
ポイントは
お金がない、時間がない、タイミングが悪いとかではなくて
- 旦那が反対する だから 行けない (と思っている)
- 旦那が気持ち良く送り出してくれないなら主婦は行っては行けない(と思ってる)
世界がどんどん狭くなっているのに気がつかないって怖い
もともと母親は日本国内であれば一人で旅行したりするのも好きな人だった。海外は一人で行ったことがないけれど
「お父さんと結婚してなければカナダに行く機会があったの」
って言ってたり
「じゃあ、いけばいいじゃん。今航空券やすいよ、ツアーだって安いし」
と言っても
- 英語が話せないからおばあちゃんが一人で行っても何もできない
- パスポートをとりなおさなければいけない
- 家を空けてる間お父さんのことが心配だ
といって結局
行きたかったのに、いや、まあもういいんだけどね
というのを延々と昔は繰り返していました。
で、それが最近は行き先が東京になったという感じです。
基準が旦那の承認。
母親の生活圏の周りには同じ年代の子供が巣立ったお友達が数名いたりするのですが
少しうちの家庭よりスペックが高かったりはするものの、だいたい似たり寄ったり。
子供は家庭を持っていたりするけれど話す内容というのは子供の近況やら他人の噂話や
旦那の愚痴など。でお互い仕方ないわよね〜っで話終了。
お洒落な人だったのにどんどん化粧もせず
洋服も買わなくなってきました。
明るい人なので暗い顔はしてないものの、帰るたびに「私が我慢すれば娘にお小遣いあげられるし」って言ってますので
「あのさー自分のために使いなよ。私は働けばお金なんて稼げるんだからさ」
っていくら言っても聞きません。
人間日常の環境で世界が広がったり縮まったりするのですね。。
せっかく生まれたんだからやりたいことをやっていきたいし、両親には死ぬまでに楽しく生きて欲しい
- 年だから
- もう体力もないから
- 年金生活でお金もないから
そんな理由で行きたいところややりたいことを諦めてほしくないなと思うんです。
だけど「いいじゃんやっちゃいなよ」って言ってくれる環境ややってる人がいないと
(特に一番近いパートナー)どんどん世界が狭くなってしまいます。
だけどこれは年齢は関係なくて
そのやりたいことをやってる人のいる環境や未知の世界の環境に身を置くと
あ、できるかも?
やれるかも?
という思いが湧いてくると思うのです。
子供がいくら言っても聞かないので結局何事も体現するのが大事だと思うので私は私のやりたいことや行きたいところを好きなようにやっていく姿を見せようと思います。
他人が言ってくる言葉は自分が自分に言っていることのことが多い
スピリチュアル的な分野になるかもしれませんが
他人が言ってくる言葉は自分が自分で言ってる事ってことがあります。
例えば私の場合は父親や母親が「大丈夫なの?暮らしていけてるの?いい歳してダンサーでやっていけると思ってるの?」って言ってる言葉っていうのは
普段何気なく私が自分で自分に言っている言葉なんですよね。
「このままやっていって、大丈夫なのだろうか。年齢もいってるしダンサーとしていつまでやっていけるんだろうか」って。
それに今回改めて気がつけました。
もし自分が
「私は大丈夫だし、ダンサーとしてもフリーランスとして生きていけるし、この生き方が好きだ!」ってなった時きっと両親は何も言わなくなると思うんです。
すべては自分が自分で大丈夫と言ってあげること。
まだまだ私も実験中。