人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

私が1年でマクロビオティックをやめた単純な理由。

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私は10年ほど前、東京のとあるマクロビオティックのスクールに半年通っていました。マクロビオティックは書籍を読んだりしていたものの、実際に家では実践したことがなく、どうせやるなら学んでみようと思い、スクールに入ってみたのです。書籍を読めば読むほど興味津々になっていたので意気揚々と入学したのでした。

www.macrobiotic.gr.jp

 

マクロビオティックスクールに入学してから

いろいろ動機はあったのですが

子育てのため、ダイエットのため、料理の勉強の一環として、なんとなく。。などなど。

私が仲良くなった人たちはそこまでストイックじゃないけど、(普段はお肉も魚も食べる)体のためにちょっとやってみようかなという感じの人でした。(そのあと師範クラスまで進んだらしい。)

玄米を一粒一粒より分ける

えええ!一粒一粒。。。?

 

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粒が黒ずんだものや割れてるのは完全なものでないとして、私たちの食べる用のご飯を炊く中には入れませんでした。余ったものを捨てるのかって?小鳥たちの餌にしますとのことです(先生談)

一粒一粒選り分けてる暇は現代人にはないと思った。あと、炊飯器ではなく、基本土鍋で炊きます。(圧力釜も使用する場合あり)

皮まで食べる無駄を出さない

とにかくゴミを出さない(これ自体はいい考え)

ただやっぱり芯とか茎とかそこまで美味しくないんですよね。一般的に捨てられてる部分もおいしいところはありますが、なんでもかんでも全体主義はちょっといただけないなと思いました。

で、一口100回噛むという修行的な試食。これも辛かったです(特に早食いの私にとっては)

マクロビスイーツ不味い

砂糖を入れなくても天然の素材そのものの味を。。。と言っても。

やっぱりマクロビのお菓子は美味しくないです(あ、でも巷で売ってるマクロビ本のスイーツは美味しかった)

初級クラスは徹底的に砂糖を使わない。というカリキュラムなため、干し柿とか(柿嫌い)粉自体の甘さとか(どっちかってーと甘くはない)そういうのを最大に生かした天然素材感たっぷりのお菓子を製作しました。

甘すぎるお菓子は苦手だけど、全然甘くないお菓子も美味しくなかったです。。

あと見た目が地味です。男ウケはすこぶる悪いと思います。

料理が楽しくなくなった

スクールに行っていたのは調理方法を学ぶためですが、いわゆる調理師になるためのスクールでもなく趣味でやっていたのだけれど、楽しかった料理が全く楽しくなくなりました。マクロビオティックの料理をしてる時はガシャガシャ音を立てるのも波動が入るから?ダメ。切り方もダメ、行動部分においてもダメ出しが半端なく。これ、普通の飲食業界だったら実践できないんでは。。。?

料理は楽しく美味しく!と思っていたのに初めて料理が楽しくなくなったので「マクロビ向いてないかも」ってことで私は上級コースには進まないことにしました。

先生の中にも「もちろんたまには自分を甘やかして洋菓子を食べたり、いろんなもの食べますよ〜やっぱり食事は楽しくないと!」っていう方もいたのですが、主任講師がゴリッゴリのマクロビあんだったんで。

ヤーーメタ。

 

楽しくないと続かない

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私のこの場合はマクロビだったわけですが、多分やめた理由は

めんどくさいということもあったのですが

それと同時に料理が楽しく感じられなくなったということです。

やっぱり人って楽しいな〜って感じることしかモチベーションが湧かない!

例えばこれが「めっちゃ稼げる」ってことだったら稼いだ後にお金で手に入れるものや名誉なんかがモチベーションになるんだと思うのですが。。

私の場合仕事が当時料理関係だったので少し行かせるというメリットはありましたが

逆に普通の小さい厨房の飲食店ではマクロビの調理法がほぼ不可能(オペレーションという意味でも)ダブルでストレスがたまってしまいました

ただし、興味のあることはどんどん手を出してみよう

マクロビは手を出して、なんだか合わないなと思ってやめてしまいましたが、もしあの時スクールに行ってなかったらずっと「やればよかったやればよかった」って思っているかもしれません。

なのでちょっとでも「いいな〜」「やりたいな〜」と思ったことは気軽に始めて、嫌だったら気軽にやめてしまうのがいいなと思います。

ついつい始めてしまうとやめるのがもったいない、恥ずかしい、根性ないと思われる

と感じる人が多いかもしれませんが、だらだら続けることほどもったいないことはありません。

やりたくないと感じたら休むなりやめるなりして次に進みましょう!

フットワーク軽く生きることが大事だな〜と思った思い出でした!