人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

息を引き取るその瞬間に立ち会う

緩和ケア病棟に入院していた親戚が「そろそろ危ない」ということで、仕事終わりに電話があり、一旦荷物を家に置いてから夜22時ごろに病院に向かった。
30年ほど会ってなかった親戚が既にきていて、病室で色々話をしてるうちに
呼吸がゆっくりのペースになっていった。
話しかけてももう、目は開いているのに見えてない感じ。
瞳が動いてなくて、「ああ、もう最後なんだなあ」と思った。

呼吸がどんどん規則的なものから、ゆっくり時々はあ、という呼吸になって、ついに止まってしまった。
たまたま夜でお医者さんが1時間ほど戻らないということで、死亡時刻は先生が到着して診察してからとのことだった。
半年ほど寝たきり状態だったので、とても頑張ったと思う。
今までも親戚や友人が亡くなってお葬式に行ったことはあるけれど、
息を引き取るその瞬間までじっと見守っていたのは初めてだった。
すごく不思議だし、さっきまで脈打ってたものが打ってないし、魂はどっかに抜けて行っちゃったんかな、、と思った。
冷静だったけど、お医者さんが戻ってきて、死亡時刻と、「よくがんばられました」とおっしゃった時は泣きそうになってしまった。

なぜこんな時にブログを書いているかというと

こんな時までブログ書かなくても良くないか?と思われるでしょう。(ちなみにTweetも随時してます)
バタバタと通夜が決まり、葬式が決まり、、で私の今住んでる場所が葬儀場から徒歩3分ほどなので、私は用事を多少終わらせ、葬儀場で親族の準備を待ってる間手持ち無沙汰なので書いてます。
あとはこの感覚を書き残しておいてもいいのかもしれないなあと思った。

葬儀社は近所の小さいところでお願いした。
葬儀社の社長さんと大手の葬儀社のべらぼうに高い理由だとか色々小ネタを教えてもらったり。○ルコとか平○祭典とか。
○ープの葬儀とか互助会の諸々など。
でも確かに何も知らないと大手がとりあえずわかりやすいから頼んじゃうよね、、。
トータルの金額はまだわかりませんが(オプションなどもつけたので)かなりこじんまりと家族での葬儀になります。
朝9時に葬儀社の人が病院に遺体を迎えにきて、
12時までに遺影が必要とのことで、介護施設においていた写真を急いで取りに行く。(タイムリミットよ)
私は喪服を持ってなかったのでネットレンタルを申し込んだら、間に合わなかったのでキャンセルして近所の青木でフルセットをささっと購入してきました。
約5万円。

人が死ぬということ

今は葬儀とか手続きを月曜からしなくては、、とかバタバタしてると慌ただしく過ぎていきそうなのだけれど、全てが終わった時により実感するのかもしれないなあと思った。
でもまあ、お葬式ってめんどくさいし形式的ではあるけれど、滅多にあわない親族が久しぶりに顔を合わせることができるというのは(関係性にもよるかもしれないけど)いいことなのかもしれない。
従兄弟とは35年以上は会ってなかったのだけれど、流石に大人同士になったので普通に話ができる。(当時私は小学生にもなってなかったと思うので記憶がかなり曖昧しかなかったけど)
死んでからのことは本人わからないけど、一般人がこんだけ注目されるイベントというのはやはりお葬式だったりするよね。
とても綺麗に看護師さんにも顔を拭ってもらったりしたので穏やかなお顔で納棺することができました。
あとはバタバタとセレモニーになります。
あと1時間くらい親族が戻ってくるまではPCで作業したり、ネトフリ見て過ごします。