人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

貯めない生活

小さい頃から「貯金は良いもの」という概念が刷り込まれている。
だから貯金ができない自分はダメだな〜
ってなことが多かったのだけれど
貯金って使う目的がないと、ただお金を置いているだけで増えないし
(特にたんす貯金)
お金を循環させないと経済も滞る上に個人的なことをいえばやっぱり体験の損失なんじゃないかな〜と(いろいろな人のほんやyoutube見てて納得)。
宵越しの金は持たねえ!くらいバンバン使っちゃうのもバランスが取れないけれど
貯金をすることに一喜一憂するのも良くないなあと最近常々感じます。

歳を取ったらやりたいことにお金が使えなくなってくる

四十を過ぎて思ったのが
若い時ほどやりたいことが減ってきた、または機会が減ってきたと言うことです。
昔は留学したい!とかあったのに最近では「海外、、たまに行ければいいかな」程度になってきました。いや、むしろ行くことを考えると楽しみ以上に疲れそう、、っていう考えがよぎるようになり。
冒険心が年々駄々下がりです。
また、周りの友人は皆結婚したりして家庭を持ったりするので友人と出かける機会も減るし、独身が減るのでその人たちと使うお金も減っています(個人差はあると思いますが)
そして人は幾つまで生きるかわからない。
何千万円、何億と貯めていても死んじゃったら1円も使えませんし、独り身であればなおのこと。
え、なんかやだ(笑)
と思ったので。体が動くうちに欲しいものを買い、美容施術を受ける!と改めて決意した。(まあ、欲しいもの、そんなにないんだけど)

結局いくらお金があってもマインドが変わらなければ不安は消えない

10年前とは比べられないほど貯金自体は増えました。(というか昔は貯金なんて旅行したら消えてた)
だけど「お金がなくなったら困る、どうしよう!」
みたいなマインドは100万円超えたあたりからいくらあろうと変わらないように(私の場合)感じました。
今は健康で体が動くのでいくらでも労働で稼ごうと思えば稼げますが、あと10年もすれば体力もさらにダダ下がりになるし。そもそも今の貯金を貯めていても物価は上がりますから。
やるのは闇雲に節約することよりも永続的に生活費を稼ぎ続けることのできるスキルや資産だなと常々感じています。
今の物価で安定していたとして、老後の私世代の国民年金はマックスで6万円程度。
足りない分を貯蓄で切り崩して、、、と考えると恐怖でしかないと思うんですよね。
でも歳を取っても仕事をバリバリしたり、お金が回る状況を作って、またはなくても大丈夫な環境を作るなどなどしておけば、「貯金ない、どうしよう」とか「死んでお金だけ残りました」は無くなるわけで。Die with 0できるわけです。

先行きが見えないからつい貯蓄に走ってしまいがちになるけれど
やりたいこともやらないで暮らしたとて、貯金が増えても経験は増えないし。
ある一定の時期に少し蓄えを作るということは必要なことはあるかもしれないけれど、使う目的が曖昧な貯蓄は今後はやらない方がいいかな
少しの貯金、適度な投資
ただ、最適解はまだ私にもわからない。
とりあえず今わかってることは、私はそこまで消費の贅沢というので満たされないなあと実感したので、日常を心地よく過ごせる・やりたいと何かを感じた時に行動に移せる・程度のお金があればいいのかな、、と思ったり。つまるところ自分の軸がちゃんとしてればいいって話ではあるんだけれど。