「好きなことやればいいのに」と言っても
「好きなこと、、特にないかな。。」とか「んーこれって言ってやりたいことないかも。。」
「好きなことを仕事にするとか言っても、そんな好きなことないし」
なんて思ってませんか?
私はだいたい昔から好きなことややりたいことが途切れたことがないんですが
意外と周りにそういう人が結構たくさんいたのですよね。
好きなことがなかった時どうしたか
私は上記でも述べたように、好きなこととかやりたいこととかが常に何かしらあって
周りから見ると好きなことやってるなーって感じだったのかもしれませんが
今までの人生で何度かやりたいこととか(多分好きなことはやっていた)がなくなってしまった時期がありました。
なんでしょう、いきなり今まで夢中だったものがプツンと興味がなくなってしまったりすると一気になんだかつまらなくなってしまったのです。
一番最初は高校生の進路指導の時でしょうか。
私は製菓専門学校に進むつもりでした。普段からお菓子をよく作り、学校も調べ、あとは卒業して専門学校に行って、お菓子職人として華々しくフランスとかで修行して。。。ってことしか考えてませんでしたので、進路指導で何を言われても気にしませんでした。
しかし周りの大人はあの手この手で私の夢を諦めさせることをしてきましたね(それはそれで今となってはいい思い出ですが)
ある時、高校の卒業生がパティシエとして働いているというので話を聞いて見ると
- いかに薄給で休みがないか
- 重労働
- 徹夜も当たり前
と今聞くとブラック企業も真っ青なレベルで20台半ばのその女性にツヤはなく、疲れ切っていました。マジでパティシエになるのは考えたほうがいい!と強く念を押されてしまったのです!
同時期に私自身、甘いものが食べるよりも作るほうが好きで、強いて言えば甘いものは嫌いに近い(特に生クリームが苦手)ということが発覚しました!
なんでそんなのわからなかったんだ!って話なんですが、小さい頃から食べていたケーキってそこまでヘビーなものはなかったんですが、パティシエを視野に入れだした時から有名店のお菓子を勉強をかねて食べ歩くようになったのです。
そうすると、やっぱり使ってる生クリームやチョコレートの純度が高いので必然的に高脂肪になり、それが私の体に合わなかったみたいです。
ある時有名パティスリーで母とケーキセットを食べていた時悟りました。
「私、生クリーム、気持ち悪い。。。」口には出しませんでしたが
胃が「無理っす」と言ってました。
それでも作ることは好きだし、甘いものを食べないパティシエもたくさんいると思いましたが、この先何十年も甘い匂いに囲まれ続ける毎日に耐えられるのか。。。試作して食べなくてはいけないのが拷問にならないか。。。などと考え始めました。
親は大学進学を強く押していたので進路変更はすごく喜んでましたが、やりたいことがなくなった途端大学なんて、どこにいっていいのか、何を勉強すればいいのか全くわかりませんでした!(だから進路指導に悩む高校生の気持ちがわかる)
将来のために!って言ってもやりたいことがわからなければ進みたい道もわからないし
潰しが効くからのように入った大学で勉強が面白いわけがありません(後天的に興味が出る場合はあると思いますけど)
半年くらい進路を適当に私の学力で圏内な大学を出してましたが
ある時テレビを見ていて心にズキューンときたものが3つあったんです。
オズの魔法使い・世界のサーカス(シルクドソレイユが紹介されてた)・工藤夕貴さんのドキュメンタリー(ちょうど映画sayuriの撮影の頃の話です)
今となっては、ああ、興味あるものばっかりだよねって今に通じてるんですけど、当時はなんでこの3つの番組だけワクワクがマックスで止まりませんでした。何かが心の琴線に触れている感覚。当時インターネットも発達してないので本屋さんやテレビや雑誌の情報でいろいろ調べてわかったこと
- 私は海外に興味があるらしい
- 演劇とか舞台とかミュージカルがやってみたいらしい
→と、いうことは。。。芸術大学しかない!
と思って母に打ち明けたところ、速攻で却下が下り
(そして当時は芸大にいくにはお金のみならず、才能も別での勉強も必要だから今からでは間に合わないと思っていた)
私は歴史と語学が比較的得意だったので外国語大学と歴史学科のある学校を受けることにしました(結果歴史学科に受かった)
得意なことがワクワクすることというわけではなかった
得意だからということで学科を選んで失敗しました。
なぜなら興味が続かなかったんです。
高校の授業や歴史小説を読むことと、大学での歴史の勉強は全く違うものでしたので
「。。。つまらん!!」
で休学してしまいました!
その間に私はやっぱり興味のあった演劇にのめり込んだり海外旅行に行ったりして
とにかく好きなことをやり続けました。演技は下手だったけど舞台を作ることは楽しかったし、海外旅行は英語も下手くそだったけど、一人で航空券を予約して、飛行機に乗って現地で旅人と会話したりいろんなご飯を食べたりすることがものすごく楽しかったんです。ワクワクした毎日でした!
私は仕事をいろいろしていく中で、仕事上ではコミュニケーションを取るのが得意らしい!というコトがうすうすわかりましたが、好きなのは一人で黙々と何かを作るコトだったり一人でいる時間がすごく大事でした。人が嫌いというわけではないのですが、得意な人とのコミュニケーションも好きなコトではなかったのです。それに気がついたのは30半ば(というか最近)
今は多少人との関わりはあるものの基本一人で踊って終わりですし、web系の仕事も作業中は一人です。人と必要以上に関わらなくていいのが結構落ち着いています。
なのでもし得意なコトだけれどなんだかもやもやするなあ〜って時はちょっと違う方向転換をしてみて探ってみるのもいいと思います。
やりたいこと2つを掛け合わせて勉強すると効率がいい?好きなこと×難しいけど興味があること。 - 人生をシンプルにしたたかに生き延びる☆
好きなコトを見つけるには続けなくてはというプレッシャーは捨てるコト
何かを始めたら続けなくてはいけない!と思っていると
なかなか腰が重くて始められません。
嫌だったら、合わなかったらやめていいや〜とりあえず興味があるからやってみよ。
それくらいの軽い気持ちでいろいろ手を出してみるといいと思います。
語学にしろスポーツにしろなんでもハマれば続ければいいし、なんだかな〜と思ったらやめればいいんです。
大事なのは心が「お!」ってなったのを逃さずにキャッチして実行してあげるコト。
そのうちそのうちと言ってると逃してしまうから。
心が何かキャッチしたら是非行動を起こしてみてください。
なんだか長くなってしまいましたが、いつもアンテナを張っていたり、好奇心を持つようにちょこっと心がけるだけで好きなものややりたいコトって簡単に出てきますよ!
何かうまくいかない時は他人に聞くよりもやってみるといいこと - 人生をシンプルにしたたかに生き延びる☆