人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

西原里恵子先生の家族についてのインタビューが救われた感がした。

漫画家の西原先生のコラムを見つけました。家族関係でちょっと悩んでいる人は読んでみるといいかも!

wotopi.jp

 

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家族ってわかりあわなきゃいけないの?

私自身は家族のこと、愛してますし大事です。

ですが。。

親世代とは所詮分かり合えないと思っています。と言うか思うようになりました。

30代前半まで親の望むような私になれない申し訳なさと、自分自身を認めてくれないもやもやとが交錯しておりました。

私は一時期まで都内の大手企業でOLをしていました。

もともとは役者になりたくて東京に出たけれど、安定が欲しくて就職したんです。

でも親的にはとてもそれで安心したみたいなんですね。

だけどやっぱりなんか違うなって思って30代の半ばに退職。

踊りの仕事で暮らしていくことになりました。

だけど、私の親は周りにもちろんエンターテイメントで仕事をしてる人もいないし

私は趣味のダンスをしながらアルバイトをして生活が大変であると思われているんです。

いや、もちろん潤滑にいってるわけではないですし親の心配もわかります。

だけど親的には

仕事というのは苦しくても生活のためにやるべきもの。嫌なことの対価って感覚。

好きなことが仕事になるなんて思ってないんでしょうね。

いくら私が踊りの仕事やインストラクターも時々やってるよって言ってもすごく心配をしています。

あるとき親からお金が振り込まれて

すごく心配してるのはわかりましたし、愛情も感じましたが

ああ、この人たちとは相容れないんだろうな。って同時に思いました。

感謝してますけど。世代が違う価値観が違う親世代と分かり合うのは結構大変なことだと思います。

例えば自分が小さい子供に質問されたら

ちっちゃい子供って、なんでも聞いてくるじゃないですか?

大人の私達からすると、めんどくさいなあ。とかなんでそんなのわからないの?とか

そんなの聞いてどうなるの?って思うけど

容赦なく聞いてくる。

なんかその感覚と近い気がするんですよね。

生まれた世代で特にここ数年はITの進歩も早いし。感覚が違って当たり前。

ネットに触れない世代と四六時中パソコンを触ってる私の感覚が会うわけがありません。

さらに小さい子供は生まれたてでこの世の全てが新しい。

大人が当たり前と思ってることを斜め上からバッサリ聞いてくるわけです。

意外と答えられないことが多いんじゃないかな。子供の質問って。

結婚や子供に対してもそう

例えば、「夫がモラハラだから離婚したい」って田舎の親に言っても根性論とか精神論しか返ってこないよ。「あなたにも悪いところがあったんじゃないか」とか「もうちょっと我慢しなさい」とか。そういうこと言うでしょ。

私なんてDVとアル中に苦しめられたけれど、暴力と貧困は専門家しか介入しちゃいけない。“親戚のおばさん”が最も介入しちゃいけない案件なんです

 

 そう。うちの両親は喧嘩と言っても父親が手をあげるってことは一切なかったのですが、もし母親に経済力があれば分かれていただろうし。それ以上に離婚がやぱり今以上に10年前でもまだ普通ではなかった。

私的には高校生の頃だったので、なぜ、こんなにいがみ合ってるのに離れないのだろう??と思っていました。

私は父も母も好きでしたが、

「経済力」「世間体」「子供のため」ということで我慢している母親のことが理解できなかったのです。

それから結婚ってしたくない!って思いました。

愛するパートナーがいれば最高だけど

なんだかんだ両親は今は仲良く暮らしているようです。

そういう意味では塞翁が馬でしょうか。

だけど私は、常にたられば論を繰り返していた母親がいやでしたし

今も何かと心配してくれてはいるものの

やっぱり分かり合えることはないしきっとこの先もないのだろうと思っています。

私自身、結婚したいという概念を持ったことがないので好きな人ができても親に紹介しようとも思いません。愛するパートナーがいれば最高だけれど、その人とずっと一生添い遂げられるかと言われればyesとは言えないと思うのです。

そういう意味で結婚には興味を抱かないし、フランスのようなPACSが今後日本に入ってきてくれないかなという淡い期待を抱いています。