人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

苦労を買ってでもしてる人が結構多いと思う

先日、たまにいくお店の40代女性が、
「ほとんど寝てないけど、帰ってお弁当作らなきゃ」

と言っていた。

聞けば前日も仕事終わり夜中2時過ぎに帰宅後、仕事関係のクレームを聞き、3時に就寝、4時に起床してお弁当作り、家事をして、日中も色々な用事でほとんど毎日そんな感じで眠れてないという。

それを聞いて

それぞれ家庭の経済状況もあると思うから

「お弁当作らずに、買えばいいのに」とか

ドラム式洗濯機案とか、を出さずに

「お母さん大変ですね、頑張ってるんですね」と言っていたのです。

シングルマザーで小さい子2人育ててたら、お母さん大変だなと。

苦労は美徳、、???

冒頭のお母さん、聞けば子供は2人とも高校生。もはや"小さい子"ではない。

え、それはお母さんそこまで頑張らなくても良いのでは、、?!
と思ったんです。

学生だし勉強や部活が忙しいだろうけど、洗濯やお弁当作りくらいなら子供も少しはできる年齢だし。

実は旦那さんも居るらしい(家事何もしないし、生活費は家賃のみだすだけ)

最初、旦那が、、、と思ったけど

その生活を続けることを選んでるのは間違いなく当人。

乳飲み子を抱えていたなら、難しいかもしれないけれど、これは自分が割と選んで苦労を買ってるレベルでは、、!?!と思いました。

しかし、これはもしかしたら母親あるあるなのかな、、?とも考えられます。
私も高校生くらいの時、父母の関係が(父が滅茶苦茶減給になったせいもある)悪化し、家庭内の空気はなかなか最悪。
しかしお弁当は毎日母が手作り。多分6時前には起きていたのでは。
母は時々お昼のパートに行く程度だったけど、いつもお金のことで言い争いをしていた。(でも大学に行けと言われた)
私は部活しながらアルバイトを週1〜2日やり、月に3万円程度稼いで服や身の回りのものは自分でなんとかするようにしてた。
正直高校生の自分が生活できるレベルで自身では稼げるとか、
家族全員の家事やろうとかは思ってなかったけど、
母に「離婚してもいいよ」みたいなことをふんわり持ちかけたことはあった。
母の強固な思い込み↓

  • 私は稼げないから離婚はできない
  • 父親がいなくなるのはかわいそう
  • お弁当は必ず手作りしなくてはいけない

で、別れるとか、家事をサボるということは考えられなかったようだった。
大人になって思い返してみると、電車で30分くらいの距離に母の実家があり、父方の親戚もそこそこ資金があるので、そちらに頼るということも十分可能だったのだけれど。
私も姉も高校生以上だったのでアルバイトでも、最悪学校を辞めて仕事に着くということも可能だったので最悪諸々条件は全然整っていたのだが、母の意地だったらしい
今は父母はそれなりに仲良くやってるので、別れなくてよかったのかなと思うのだけれど、
その母の意地は今となっては転んでくれたけれど、当時は本当に家庭環境がつらかった。
多感な時期に最悪の夫婦関係を見ていたせいか、
私たち姉妹の間で「結婚生活って最悪」という思考がかなりへばりついてしまった。

子供のために
とか
私がしっかりしなければ
というのは当人にとっては頑張ってるつもりでも
結構周りからすると
「いや、、その頑張りいらんて。」
って場合が往々にしてあるんじゃないかなと思う。
ただ、渦中にいると気づかないし、世間体だったりも気になっちゃうんだろうなと思った。
あと、人は思ったようになると思っていて、
「無理だ」と思えば道は閉ざされるけど
「別れて自立する」とか「家事はやらない」って決めたら
お金とか関係なしにいくらでも何かしら方法は見つかるもんだと思ってる。
何事も自分次第なんだろうなあ、、。

だから一人で抱え込むのも良くないけど
相談する相手も同じような立場の人よりかは、自分の理想とする生活をしてる人にしたほうがいいと思うし(大体主婦だと、同じような人に相談しちゃうから、話が全く進まない気がする、、

自己肯定感とか、誰かに頼る勇気が必要よねって思う。