最近新しい仕事を始めました。
色々やることがあるのですが、その中でも自分のやりたいこととお客さんが喜ぶことには乖離があって、「別に好きではいけど、やれなくはない」ことの方が需要がある。
なので劇的なストレスは感じないものの
「なんだかなー」という気分になる時がある。
仕事なんだから仕方ないじゃない、という意見もあるけれど
例えば人間関係などで「まあ、そこまで好きではないけど、嫌いでもない」
という人に好かれて、付き合うことは相手にとっての幸せだけれど、自分にとってはどうなのだろう。。と感じるのに共通する感覚というか。
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嫌なこと(人)はむしろわかりやすい
嫌なこと、嫌いなこと、人などは、そこから離れやすい。
心身が「耐えられない!」ってなるし。(それでも離れられないのは執着なのか不安なのか、、なのでまた別問題になりますが)
でも「嫌じゃない」という場合は離れるのは難しいなと思う。
しかもそれで相手なりお客さんなりが喜んでくれるとなると。
ミュージシャンなんかも自分の好きな歌を歌うより、好みじゃなくてもウケのいい歌を歌った方が、ファンは喜ぶ、、みたいな。
自分の好きを貫いたら全然ヒットしない、、みたいな。
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好きなことをやるための財源と割り切る
「一番好きなこと」のために「そこまで好きじゃないこと」をやってライフワークとライスワークを分けるということです。
ミュージシャンならば、ウケる曲を出して、その分で自主制作で好きな曲を発表するとか。
今まで述べていたような、「なんとなく、まあ嫌いじゃ無いけど」な仕事で食い扶持を確保。
(ただし好きな人、、という人間定義にするとちょっと成り立たないのでここでは好きな事に絞ります)
多分多くの人はこっちのタイプの方が向いてるのかなーと思う。
生活の保証もある上で好きなこともやる、パラレルワーカーというか、副業とか趣味とか。
その割合をどうしていくかもその人のタイプやレベルによって違ってくると思うけど、会社員しながらライブやるとか、そいういう系も含めて。
ただ、その場合時間的制約は多少出てくるというのはネック。
時間がある程度自分で管理できるフリーランスや定時きっかりに終わる仕事が良いと思う。
今私は割と時間に融通は効く方だと思うけれど、うまく処理する能力が低いのもあり、「嫌いじゃ無いけど」なことを続けるのもそこそこHPが減るな、というのを実感している。
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好きなことだけ貫く芸術家タイプ
好きなことだけしかむしろできないタイプ、そういう人はなんか突き抜けてるタイプは世間の憧れや、変人具合が際立って生活が成り立っちゃったりするんですよね。
ただ、このタイプは一般の人にはめちゃくちゃイバラの道な気がします。
メンタルが強いというか、周りの目を全く気にしない性格とか、別に食えなくても何か問題かな?くらいなんだろうな。稀にいますけど。
でも、好きなことだけで生きていこうとするならばそれくらいの覚悟は確かに必要なんだろうなと思います。
その覚悟に人は惹きつけられて、その人の好きと人の喜びが一致するのかな、、と。
覚悟のある人間はかっこいい。
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まとめ
本当に好きなことだけで生きていくのは覚悟がいる。
その覚悟とやっていることの希少性や独自性に凡人は憧れを抱く、ので需要が生まれる。
自分の本当に好きなことだけをやるということはそういうことなのだ、多分。
そしてまた、「これ絶対やりたい!」みたいな好きなことが見つかるということ自体もすごいことだなあ、と思う。
それをやる行動力・続ける勇気・絞る覚悟。
が要るんだよね。
「好きなことを貫くんだから、食えなかったら死ねばいいじゃないか」と潔い文章がスカッとする本です