人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

節約ではなくフリーエコノミーへの興味

ブックカフェでソローの森の生活上下巻をかいつまんで読んだ。
ソローの森の生活、抜粋系の本は何冊も読んだのだけれど、原作はそういえばちゃんと読んでなかったな〜と思って。
事細かに何にいくら使って、、とかも書いてあって当時の生活を垣間見れて面白い。
ちょいちょい本質的なことを書いてるので何度か読み直したり。
元祖ミニマリストですね。

あと、やはり自分で自作できる能力があるってのもいいなと思う。
農作物育てたり、DIYしたりして。
ちなみにソローはハーバード卒だったらしい。インテリ。
正直高給な仕事に就こうと思えばつける身分だったと思うけれど、性格上そうならなかったのか。

現代のソロー(いや、むしろソロー超え)

その後移動して帰ろうと思った時に貨幣経済のコーナーがあり、10年ほど前に話題になったお金を一切使わずに暮らしてみる社会実験をしたマークボイルさんのの本があった。


その人のシリーズものは、こういうのもできるよ!みたいなライフハック本もあり、
お酒の作り方も書いてた。

お酒って日本だと個人で飲む分は作っていいんだっけ、、、?と調べてみたら

酒税法では、製造目的を問わずに、酒類製造を一律に免許(製造免許、販売業免許)の対象としており、免許を受けることなく酒類を製造・販売する行為を禁止しています。

ということだったので、りんごから発酵させてお酒作るのは日本だとアウトのようです。 本にシードルとかの作り方が載ってたのでやってみたかったんだけど。
果実酒を作る場合も必ず20度以上のお酒を使わないといけないらしい。めんどくさいですね。
酒の製造許可をとるのもお金だけでなく、めちゃくちゃ条件が厳しかったです。
これは酒買った方がいいってなります。
個人でやるにはリスクしかない。

読んでると、マークボイルさんは、ソローがお金を買ってたものでさえも全部手作りしちゃってるな、、現代ってちょっとお金を出せば生活に必要なものはなんでも簡単に買えてしまうのに、それを一から生産してます。(贈与されてるものもあったかと)

節約ではなくフリーエコノミーの考えっていいな

そんな感じでソローと貨幣経済本を読んだ後に買い出ししようとしたら、財布の紐が硬くなります。
昨日の出費
コーヒー110円
ブラックサンダー抹茶46円
マスク110円。
合計256円。
ここ最近で一番安上がりな日でした。

しかし、日本だと単純に「節約」という観点からお金を使わないというふうになる人が多いですけれど、マークボイルさんや、ソローは「貨幣経済」を疑問視する壮大な社会実験をしていてすごいなと思う。
正直、単純に少ないお金で暮らすなら、実家に住みながら安いジャンクフードやドラックストアの安いパンなんかを買って食べればお腹は満たされますけれど、豊かじゃないよね。
貧相ではなく、簡素で持続可能な環境のための豊かなフリーエコノミーに興味津々です。