人生をシンプルに生き延びたいミニマリストのブログ

毎日やりたいことだけやって生きていく。ミニマリズムな生き方・考え方を綴ります。

お金だけじゃダメだけど、大体のことは解決してくれる。

この1年くらい親族の相続問題とかで実家が割とあれこれ忙しかった。(やっと落ち着いた)
私の家はもう両親は年金生活で、姉は堅実系な仕事してるし独り身なのと、私はアドレスホッパーで低燃費生活してるのもあって。
家族はあまり大きな支出的なのが今後沢山発生することはない(多分)。
私自身で言えば、ふらふら生活しているのだけれど、余剰資金もそこそこにあり、やりたいこともそこそこにできているので、ストレスも少なく安定的に暮らしている。

お金は大体解決してくれる

今でこそ経済的には程よく余裕があるけれども、学生時代は家にお金がなかった!
特に私が高校生くらいの時は姉妹ともに公立といえど、アルバイトするほどの時間的余裕もないし、進学にもお金がいるし、父親の会社は低迷しまくってるしで家計がやばかったように感じる。
加えて思春期の娘、母親のフラストレーションやばかっただろうなと思う。
この頃あまり家族団欒した覚えがない。
お金のことで常に喧嘩をしていたし、私は欲しいものがあっても親に頼めなかった(部活の合間を縫ってバイトもし始めたりした)
今考えると欲しかったものってCDだったり5000円くらいの洋服だったり、PHSだったりで大した金額でもなかったのだけれど。
今は欲しいものは買えるし、(というか欲しいものもそんなにないけど)一人暮らしもできるし、(私が高校生に戻るとするならば「自己投資しろ」だけど。)
当時あまりお金がなかったので留学することや芸大を受験することは「絶対に無理」だと思っていた。
もちろん、それらをしたとて今自分が人かどの人物になれているかどうかはわからないけれど、最初から選択肢があるとするならば私は多分卒業した某関西有名私大には入らなかったと思う。(偏差値は高かったが学費が私大で一番安かった)
間違いなくそこの大学を選んだのはお金が優先度が高かった。
思い返すと高校も行きたかったのは偏差値の低い私立だったけれど(部活のため)流石に高かったので、公立何が何でも受からないといけなかった。
正直、今その私立に行ってたら今の自分は絶対ないわけだけど、また違う未来もあったんだろうなと思う。
お金が全てではないけど、お金が自由に使えると選択肢が格段に増える。
留学や学校も成績優秀になれば返済不要の奨学金があったりするじゃない?という人もいると思うけれど、それもやっぱり限られた枠しかないので、やっぱりお金はあるに越したことはないなと。

10年、20年前に戻るなら私がやるだろうこと

ちなみに私はやりたいことはやってきたので、そこまでの後悔というのはないんだけれども、それに何事も経験して今に至るのだから。
でも多分20代に戻るとするならば、「損切りは早めに」
当時のパートナーに精神的依存をしてたのはマインドコントロールだったなと思うけどそれをなかなかやめられなかったのは自信がなかったせいもあるな。この人から離れたら私には価値がない的な。
30代はOLをやってたので「積立投資やれ」です。

貯金は大してはなかったけど、一定収入+副業(ダンスの仕事)していたので数万円程度であれば貯金はできていたから、月1万円でもいいから投資を始めていればよかったなと思った。
でも30代は勉強の自己投資は多少できたのでそれはそれでよかったのかもしれない。
ただ、やっぱり自分はやりたいことはなんなのかと考えたときにWebの仕事は向いてないし、そんなに好きじゃないということに気づいてしまったのですっぱりやめた。
単純に稼ぎたいにフォーカスしちゃってたから好きじゃないことに邁進してしまったんだと思う
意味のない勉強だとは思わないけど。

お金に限らずけれど、欠乏感からそれを埋めようと努力することは悪いことではないと思うけれど、満たされたとしてもあれれ?なんだか幸せじゃないぞ。という気になる。
欠乏感からではなく、純粋に「やりたい!」と思うことを躊躇なくやれる環境というのはやっぱりお金があるに越したことがないよねと改めて。